こんばんわ。
今日はボクシングの話題です。
先日行われた内藤大助選手VS亀田大毅選手の世界戦。
実は、その夜のニュースをみて初めて試合があったことを知りました。
亀田家に対してあまり興味がなかったので。。
結果はみなさんご存知のとおり。
亀田選手の大暴走。反則の連発・・・
誰が見ても、お粗末過ぎます。
父子家族という逆境から這い上がってきたというバックグラウンドは、
いかにも日本人ウケしそうな話題。
また、家族揃ってビッグ・マウス、派手なパフォーマンスで
一気にボクシング業界を盛り上げて(?)きた。
私が思い出すボクシング界のヒーローとは、
辰吉丈一郎や、鬼塚勝也、薬師寺保栄の3選手だった。
この3人の試合は必ずテレビで見た。
仕事で見れなくても、必ずビデオに予約録画をしたもんだ。
その辰吉選手も相当なビッグ・マウスだった。
しかし亀田家と違い、礼儀正しくもあり、
ファイティングスタイルも清く潔いボクサーだった。
そして、本当に強かった。
1991年9月にアメリカのグレグ・リチャードソンをTKO(10R)で下し、
見事WBC世界バンタム級王座を奪取した。
しかし、翌年の初防衛戦で、宿敵ビクトル・ラバナレス(メキシコ)に
TKO(9R)負けで王座を奪われる。
あのとき、世間はボクサー辰吉を酷評した。
そして1993年7月、宿敵ビクトル・ラバナレスとの再戦で、
見事に12R(判定)勝ちし、暫定王座に返り咲いた。
忘れられないのが1994年12月4日。
薬師寺保栄選手とのWBC世界バンタム級タイトル統一戦。
薬師寺選手の判定(12R)勝ち、すばらしい試合だった。
私は辰吉選手を応援していたが、ボクシング好きな友人と一緒に
薬師寺選手の勝利を大いに賞賛したものだった。
薬師寺戦後、網膜剥離を乗り超え、辰吉選手は執念で現役を続行。
世間で”引退”とか、”ピークは過ぎた”などと謳われ、
下馬評のなかで1997年11月にタイのシリモンコンにTKO(7R)勝ち。
再びWBC世界バンタム級チャンピオンとなった。
あの試合こそ、逆境からの勝利。
どん底から這い上がった本物のボクサーそのものだった。
鬼塚選手の場合、
1992年4月に、タイのタノムサク選手を判定(12R)で下し、
見事にWBA世界Jr.バンタム級王座についた。
素人の私にはその試合は非常に僅差であるように見えたが、
ただ、その判定が”疑惑”とされ、こっぴどく世間から叩かれた。
その鬱憤を晴らすかの如く、
同年9月に日本の松村選手をKO(5R)し、見事に世界王座初防衛。
守ったのはベルトだけでなく、鬼塚選手の本当のプライドだっただろう。
鬼塚選手は、約2年半の間に5度の世界王座を防衛。
1994年9月、韓国の李選手にTKO(9R)負けを喫す。そして引退。
試合後、
世界タイトルを奪取した頃から左目に異常を感じていたことを発表。
網膜剥離のため、帝京大学へ入院。
勝ち方も負け方も潔く、また顔もカッコイイ。
リングへ入場するときの曲なんかサイコーだった。
今ではボクシングジム経営の傍ら、ボクシングの解説者として
その姿を目にする。
私にとっては、いまだに英雄です。
暴走族出身の薬師寺保栄選手は、
暴走併走行為による逮捕、そして国内試合の出場停止、
また、対戦相手の死を乗り越え、
1993年にWBCバンタム級王座を獲得。
1994年には辰吉選手を破り、
1995年のウェイン・マッカラー戦に敗れるまで4度の世界戦を防衛した。
いまでは、たまにVシネマやテレビ番組でその姿を見る。
それはそれでいいと思うし、
ボクシングジムの経営もがんばってもらいたい。
上記の3人に共通するのは、
ボクシングに一途で、潔く、そして本当に強かった。
心からボクシングを神聖なものと思わせてくれ、
尊敬に値するスポーツだな、と感じさせてくれた。
比べようもないが、亀田家は全く別物。
ボクシング業界に対して疑問が募るばかり。
ボクシングを冒涜しているかのように思える。
2006年8月。
亀田家長男・興毅選手が微妙な判定で世界タイトルを手にした。
さんざん疑惑だのなんなのって言われたが、本人に罪はない。
命を削ってがんばったのは間違いない。
問題は審判なのか、ボクシング業界全体なのか・・・
そして先日の試合。
内藤大助選手、亀田大毅選手ともに精一杯戦った・・・。
が、テレビやインターネットでの情報を見る限り、
亀田選手の反則行為は許せない。
そして噂されるように、
本当に兄である興毅選手やトレーナーである父親が
反則を煽ったのであれば、これから下される処分を真摯に受けるべき。
別に”切腹”する必要もなければ、
反則行為の示唆に対する言葉もいらない。
ただ黙って処分を受け、もう一度チャンスを与えられるのであれば
そのときこそボクシングの本質に戻り、がんばればいい。
ただこれ以上、ボクシングを冒涜するのだけは止めて欲しい。
プロボクサーである以上、お金を貰うのは当たり前。
また試合をメークするボクシング業界や
スポンサーだってボランティアじゃない。
ビジネスだ。
決してクリーンなイメージが欲しいわけじゃない。
ダーティーなところもボクシングの魅力の一つだと思う。
残念だが、今回の亀田選手は、
金目当てに戦わされる”飼いならされた闘犬”のように見える。
亀田家の選手にだって
口は悪いが本質的にはいいところがあるはず。
ボクシングのセンスもあるんだろう。
そこを伸ばしてあげられるような環境が必要だと思う。
最後になりましたが内藤選手、本当にナイスファイトでした。
この試合で初めてあなたの存在を知りました。
私と年齢がほぼ同じで、今だに現役ボクサーとしてがんばっている。
しかも世界王者・・・
大変なプレッシャーの中、
人生を賭けた大一番の勝負に勝った。
”こんなにがんばっている人がいるんだ、私もがんばらないと!!”
内藤選手のように謙虚でひたむきな姿勢で、
商売人としてがんばって行きたい、と思うのであります。
今日は偉そうなことを書いてしまいましたが、
私は決して聖人君子や評論家じゃありません。
どうしようもない時代もありました。
だから、生涯現役のつもりで心の中で汗をかかなきゃな・・・
沖釣り専門ショップ OUTRIGGER
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